中国輸出・輸入通関時に日本産の茶葉や抹茶を通関させるお手伝いをします。

中国輸出のポイント


中国へ抹茶や茶葉を輸出、輸入通関させる際のポイントについて解説します。

中国は世界最大の人口を擁し、何事も分母が大きい大規模な市場となっているが、反面、貿易関係については、他国に比較しても厳しく、複雑な輸入規制をしています。

また、国家公務員の力が非常に強く、法律や担当者も日々変わり、担当者の裁量によって通関が大きく左右されます。そのために、前回は問題なかった通関が、 今回は通関出来ないといったケースが多々あるのが現状です。

それというのも、一党支配国であるために政策決定が素早いのですが、担当者レベルになると勤勉な面と緩い面が合わさっています。規制の内容が複雑であると、 本来は必要書類がないと通関出来ないものが通関出来てしまうという大雑把な点があります。

よって、輸入規制が行われている品目に関しては、現地の輸入業者や現地税関と意思疎通を図り、足並みを揃えて輸出計画を策定することが重要となってきます。

中国の放射能輸入規制


中国が実施中の緑茶や抹茶、茶葉などの輸入規制の内容について説明します。

2011年の震災以降、中国は日本産の食品に対して放射能輸入規制を行っており、 詳細は農林水産省の「中国の輸入規制措置の概要」 で確認出来ます。尚、具体的な内容は以下の通りとなっております。

(1)福島、栃木、群馬、茨城、千葉、宮城、新潟、長野、埼玉、東京の10都県すべての食品の輸入停止。
(2)上記10都県以外を産地とする食品(加工食品を含む)に、「産地証明」を要求。
(3)上記10都県以外を産地とする野菜及びその製品、乳及び乳製品、茶葉及びその製品、果実及びその製品、薬用植物産品、水産物に「放射性物質検査証明」を要求。

尚、「産地証明書」は農政局にて発行が可能ですが、「放射性物質検査証明」に関しては中国と日本で様式に関する合意が得られていないため、 日本国は「放射性物質検査証明」を発行できず、日本産の野菜や茶葉などは中国に輸出が行えない状況となっています。

しかし、中国の放射能輸入規制は中国と日本という、国と国との取り決めであり、それより上位の国際的な取り決めに基づく報告書であれば、輸出に使用することが出来ます。

弊社はISO/IEC17025:2005の認定を受けた検査機関でもあり、国際規格に準じた検査・報告書の発行が可能であり、 中国向け輸出に強い通関業者とも提携しております。茶葉や抹茶などの放射能輸入規制された食品の輸出をお考えの際は、お気軽に弊社にご連絡下さい。

中国の税関について


中国の税関検査では、主として出入境検験検疫局による放射能チェックが問題となります。

税関での審査と聞くと、税関のみが審査を行っているような印象を受けますが、実際には「税関」と「食品検査局」の二つの機関で審査が行われています。 尚、「食品検査局」は一般的な呼称であり、中国では「出入境検験検疫局(CIQ)」がそれに該当し、「検検局」や「商検局」「三検局」と呼ばれています。

「税関」では申告税番の管理と登記が行われ、貨物と書類との整合性が検査される他、関税や増値税の管理監督が実施されています。 一方、「出入境検験検疫局」は、安全性や規格、商品の品質面のチェックが行われています。

日本から食品を輸出する場合、「出入境検験検疫局」のチェックが問題となります。特に放射能輸入規制が行われ、「放射性物質検査証明」が求められている品目については、チェックが厳重になります。

出入境検験検疫局の審査をクリアするためにも、現地の輸入業者と連携を図り、時に出入境検験検疫局にコンタクトをし、必要な書類を揃えておくことが求められます。

尚、輸出で必要となるHSコードの分類確認や、関税率については中国税関のホームページで確認することが出来ます。下記にURLを張っておきますので、宜しければ活用下さい。

中国のHSコード分類【中国関税】
中国の物品別の関税率【中国関税】

中国輸出の流れ


茶葉や抹茶などを中国輸出・中国輸入通関させる際の流れについて。

輸出の流れは基本的にどの国でも共通しています。一般的な輸出の流れについては、宜しければ「通関の流れ」をご覧下さい。

ただ一般的な輸出の流れと異なり、中国輸入通関では税関への輸入申告に先駆けて「出入境検験検疫局」への検疫手続きを行う必要があります。税関の検査では、 税が主として扱われそうですが、中国では検疫がそれ以上に大きな役割を占めています。

動植物検疫、商品検査、衛生検査の三種類の検査が行われ、通称として「三検」と呼ばれています。この三検に合格すると、出入境検験検疫局が輸入申告で必要となる「検査・検疫証明書」を発行し、 輸入申告に移ることが出来ます。

つまりは必要書類が揃っていないなどの理由で審査に不合格となると、中国まで商品を移動したにも関わらず、輸入者が輸入できないという状況が生まれてしまいます。

各種証明書発行


中国輸出や中国輸入通関する際に産地証明書や、放射性物質検査報告書が必要となります。

前述したように、中国では出入境検験検疫局による、動植物検疫と商品検査、衛生検査と呼ばれる「三検」が行われます。この際に求められる書類は「植物検疫書」となり、 こちらはフォワダーや通関業者が代行して取得することが可能です。

続いて、放射能輸入規制に該当する食品には「産地証明書」が必要となり、こちらは国の機関である農政局が発行します。 そして、中国輸出向けの「放射性物質検査証明書」は国が発行することが出来ない状況となっていますが、WTO加盟国で効力を発揮する報告書を弊社が発行することが出来ます。

「植物検疫証明書」についても、弊社提携の通関会社が代理取得することが可能です。中国向け輸出で必要となる各種証明書をお求めの際は、弊社までお問合せ下さい。

抹茶や茶葉などの中国輸出、輸入通関でお困りなら八進トランスまでご連絡下さい。

All Right Reserved 八進